論文に使うグラフ
Excelでグラフをプロットすると、そのままでは論文に使うには見づらいグラフができあがる。
このままでは、見づらい。ちなみに、これは例として乱数をプロットしてるだけ。
これを、論文でもみやすいように、こんなかんじに設定を変更する。
ざっくりと説明すると、まずフォント小さいし、そのフォントは向かないので変える。次に、目盛線が外向きなので、内向きにし、黒で太くする(軸の書式設定)。あと、グリッドも消す(目盛線の書式設定)。外枠が囲まれていないので、外枠を囲む(プロットエリアの書式設定ー>線)。あとは、凡例の位置と色変えて終わり。
これで、論文に入れる小さな画像でも見えるようになった。
しかしながら、今回書いてる論文ではデータが多すぎて、設定めんどいので、gnuplotを使うことにした。
set ytics nomirror #y軸を右に出さない set xlabel "X" #X軸ラベル set ylabel "Y" #Y軸ラベル set xrange[0:100] #X軸範囲 set yrange[0:100] #Y軸範囲 set xtics 20 #X軸の間隔 set ytics 20 #Y軸の間隔 set key below #凡例の位置 set tics font "Times New Roman,20" #数字フォント set xlabel font "Times New Roman,20" #ラベルのフォント set ylabel font "Times New Roman,20" set key font "Times New Roman,20" plot "./data.dat" using 1:2 w lp title "A","data.dat" using 1:3 w lp title "B" #data.datの1と2行、1と3行をline pointでplot
これを、test.gpに保存し
gnuplot test.gp
か
gnuplot load "test.gp"
で作成。このデータを保存するだけ。
色変えたほうが良かったかもしれないが、普通に論文に使える。y軸の設定をミスってしまって、うまくプロットできてないけど、それに気づいた時にはファイル消してたので修正してない。乱数だから、グラフにしても意味ないけど。
もちろん、ファイルにする必要はなく一行づつ設定をしていってもできる。
ちなみに、macportsをインストールしていれば
sudo port install gnuplot
でgnuplotをインストールできる。